planning / art direction / design
鶴亀うちわは、京都の伝統工芸である京うちわの構造を活かし、日本らしい鶴と亀を題材にしたうちわです。
柄は「摺り漆」によって木の質感を残し、程よい艶感にすることで、普段使いでも違和感のない落ち着いた雰囲気にしました。
扇部の模様は「透かし和紙」によって表現し、見る角度や光の具合によって変化する表情を楽しめるようにしています。
あえて差し色をせず、京うちわが本来持つ美しさと「透かし和紙」や「摺り漆」の持つ味わいを大事にしました。
京都デザイン賞2018大賞受賞。